川柳悪乗りコーナー やまと王将
第1回
まずは最近感じること。
滅びゆく 草原淋し 我が頭       ・・・・・ 育毛剤 すりこむ指に 毛がはえた。 <なんでも投げたらアカン>
戯れに 妻を背負ひて 腰いため    ・・・・・ 下の句 重きに泣きて三歩あゆまず  <あと1歩で詰んで天国か>
無気力を 丸くなったと 人は言い   ・・・・・ 食べて糖 飲んで血圧 吸えばガン  <負けるな坊主ここにあり>
そっくりと 言われて娘 しょげかえり   ・・・・・ 終電車 向いに座るは わが娘    <DNAは健在なり>
静けさや 居間にしみいる 親父ギャグ ・・・・・ 物言えば 唇ふるえ 声ふるえ     <大丈夫か、寒いだけか>

第2回
題材:かみさん。
あなただけ 今じゃ目が言う あなたどけ ・・・・ なぜ怒る たかがパンツの 裏返し   <愛情の裏返しかもよ>
出張日 女房手を振る 目が笑う     ・・・・ 待ってたわ 昼間帰宅し 妻の声    <おいおい、大丈夫か>
無理言うよ 早く帰りな 偉くなれ     ・・・・ ボーナスを あてにするなと 妻が言う  <俺が言いたい!>
まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる  ・・・・ そっと起き そっと出かけて そっと寝る  <恋女房が肥え女房に>
まな板を 使わずできる 晩ごはん    ・・・・ 耐えてたわ その言いぐさに 耐えてたぞ <そのうちいいことあるよ>
手をつなぎ 食事をしたら 肩が凝り   ・・・・ 母も言い 妻にも言われ 子に言われ  <がんばれ、マスオさん>

第3回
題材:ああ会社
わけを言え 言おうとすると またどなる  ・・・・ 野良猫を 上司の名にし 怒鳴りつけ  <その調子、その調子>
やってみせ やらせてみたら もう来ない ・・・・ 人は城 人は石垣 人は去り      <自然はすばらしい>
片腕と 自慢の部下が いま上司    ・・・・ 先を読め 言ってた上司 先に辞め   <読めるわけない 先がない>
さあやるか 昼からやるか もう五時か  ・・・・ なぜだろう 俺がいないと うまくいく   <深く考えないでよろしい>
俺だけが 不採用とは 目が高い    ・・・・ 転職誌 読めば我が社も 悪くない    <クソ会社 序列が残る OB会>
働けど 働かねども 安月給       ・・・・ ケチじゃない ムダがイヤだと ケチは言う <ホステスに どっと囲まれ そっと立つ>
ベルが鳴る トイレが先か 終電車    ・・・・ トボトボと 歩く夜空に ウンノツキ     <決断ならぬケツ談でした>

第4回
題材:我が家
昭和から 今も言ってる 早く死ぬ    ・・・・・ 良性と 診断出たら 誰も来ず     <周りが先に逝くか>
一戸建て まわりを見ると 一戸だけ   ・・・・ 夢に見た 二世帯住宅 子は住まず  <え?それから何も買ってない>
子育ての 次に家ローン 墓のローン   ・・・・ 長生きの 家系と聞いて 嫁おびえ    <嫁いびり→ボケのコースか>
うちのパパ おとなのくせに ママと寝る  ・・・・ 入れ歯見て 目玉はずせと せがむ孫  <可愛いのはウタカタの夢です>
おじいちゃん 長生きしてね 墓地がない ・・・ 腹の立つ 孫のしぐさも 親ゆずり     <予定のコースと諦めなさい>
子は宝 自分で言うか バカ息子     ・・・・ グレてやる それなら父さん ボケてやる <可愛い子 旅をさせたら 帰らない>
父帰宅 一人一人と 居間を去り
    ・・・・・ 誕生日 急ぎ帰れど 誰も居ず     <宝くじ 当てたと知らず 妻家出>