大道詰将棋
2012年2月出題
大道詰将棋の特徴は、多くは詰め方に
も玉があるため逆王手を食らうことです。
この作品はその典型です。普通に解くと
2四香、2三歩合、同香不成、1二玉
1四香以下、@同飛なら2二香成から
2三桂成で詰むしA1三合駒なら2二
香成まで、いずれも簡単に詰む気がしま
す。ところが落とし穴があって、これでは詰
まないのです。つまり、A1三合駒が曲者
です。1三飛合という奇手があるのです。
そうです、この手順では、2二香成が自玉
の王手で反則手となり、詰まないのです。

解答
2二香、1一玉、1二香、同玉、2三桂
成、1一玉、2一香成、同玉、2二成桂
まで9
手詰
4手目1二同玉のところ同飛なら2三桂
不成りまでです。
持駒    

香香

2012年7月出題
大道詰将棋の特徴その2
玉が左隅にあり飛車が2段目で持駒銀、
という構図が多い。これに双玉ともなれば
いろんなワナが仕掛けられる。
本作は加藤徹先生の作品です。解答者
の半数以上が間違えたという逸品です。
すんなり解けた方、ホントですか。今一度
見直したほうがいいかもよ。

解答
9二銀、同香、5一飛成、6一歩合、同龍、
8二玉、7一馬、7三玉、6四龍、同銀、
7四金、同飛、5一角、6三玉、6二馬まで
15手詰め。
初手9二銀に同飛なら、5一飛成〜7一馬
〜7四金なので、同香が正解。続く5一飛成
に対して、中合いせず8二玉なら7一馬、
7三玉、7四金、同飛、6二角、6四玉、
5四龍にて早く詰む。従って中合いが正解で、以下、龍切りをまじえて華麗な収束でした。

持駒